江田憲司議員は議員辞職すべき
2014年11月26日TBSラジオ
2014年衆議院議員総選挙の直前である11月26日に自身の宣伝のために荻上チキ・Ssession-22に出演していた。そこで、江田憲司氏は橋下徹と別れた場合は国民の皆さんをだましたことになるので、議員辞職をすると高らかに宣言している。
↑こちらは番組の公式HPです。
議員辞職すべきなのか?
橋下徹氏とは徹底抗戦の構えを示していることから、江田憲司氏と橋下徹氏は別れたと考えて当然だろう。そもそも大阪維新の会に所属している議員を全て除籍処分にしようとしているのだからかなりの破局だと考えられる。
だとすれば、江田憲司氏は議員辞職することが当然に思える。しかし、国会議員という職はとても重い。有権者の信任を経て議員となっているため、江田憲司氏が議員として公的な価値があるかどうかも客観的に判断すべきである。
そこで、当ブログでは江田憲司氏が価値ある政治家かどうか検証していこうと思う。
江田憲司という議員の背景
江田憲司 - Wikipedia から参照。
みんなの党幹事長(初代)(二代目はいない)
結いの党代表(初代)(二代目はいない)
維新の党の代表は松野氏に引き継いだのかもしれないが、政党として機能不全に陥ってからの引き渡しである。
クラッシャー江田の二つ名を彼に捧げたい。
岡山県岡山市生まれ。父は警察官。岡山大学教育学部附属中学校、岡山県立岡山操山高等学校、東京大学法学部卒業。大学在学中の1976年に公務員試験及び旧司法試験の第二次試験択一式試験及び論文式試験に合格し、1979年には司法試験に合格したが、法律家の道には進まず、通商産業省(現経済産業省)に入省した。立地公害局、資源エネルギー庁、大臣官房、生活産業局を経て、1987年から1年間、ハーバード大学国際問題研究所研究員を務める。帰国後は工業技術院、産業政策局総務課長補佐、資源エネルギー庁環境対策室長、通商政策局経済協力課企画官を経て、1994年、村山内閣の通商産業大臣であった橋本龍太郎の下で通商産業大臣秘書官事務取扱を務める。これがきっかけになり、1996年の第1次橋本内閣の発足に際して内閣総理大臣秘書官(首席秘書官)に当時39歳で抜擢された。1998年、橋本の退陣により通産省へは戻らず、退官した。
江田憲司氏はもともと岡山県出身。通産官僚やってたわけですね。
そこから総理大臣秘書官抜擢と。岡山県繋がりで橋本龍太郎氏とは仲が良かったのかもですね。その後役所を辞めて、自民党から立候補するわけですが落選。
→自民党
→無所属(無所属貫くと・・・)
→国民運動体・日本の夜明け
→結いの党
→維新の党 NEW!!
というわけです。
どんな議論でも「私は昔から提唱していた。」という
認知バイアスのひどい方である。
そして、
2015年5月17日、維新の党が最大の政治課題として掲げてきた大阪都構想が大阪市特別区設置住民投票で否決され、党最高顧問の橋下徹大阪市長は市長任期終了後に政界を引退することを宣言し、江田も責任を取り党代表の辞職を表明した。
1丁目1番目である「大阪都構想」が破れ、代表を辞任したわけです。
さて、ここら辺までが江田憲司氏の議員活動。
で????????????
江田憲司議員は何をやったんですか??????????
政党つくって壊して政党交付金回してただけで、何も成してない。
早く議員辞職してほしい。心から願う。
議員辞職してテレビのコメンテーターでもやっててください。
AIIB事件
時事通信より
アジア投資銀「日本外交の敗北」=江田維新代表
維新の党の江田憲司代表は2日の記者会見で、中国が主導する
アジアインフラ投資銀行(AIIB)に主要国が相次いで参加したことについて
「中国外交の勝利、日本外交の敗北だ」と述べ、政府の対応を批判した。
江田氏は米国の反対が日本の不参加の最大の理由だと指摘した上で、「今からでも遅くない。
参加を表明してアジアの経済、インフラ開発の秩序づくりに貢献してほしい」と語った。
はい、その論調。海外メディアの論調にのっかってます。JapanTimesにそっくりな記事をみた覚えがあります。
江田憲司氏を追いかけてわかったのですが、特段政策的信条が無く、政府を言い負かしたら勝ちという考え方なのではないかと推測。
通帳闘争ですか??
橋下徹氏が10月19日にtwitterでこんな投稿をしました。
解党して支払い後の政党交付金を国庫に返すことは、みんなの党で先例がありますので、それを参考にさせてもらいます。維新の党の東京の国会議員からは、通帳を返せ、印鑑を返せ、金を返せとの要求を受けています。要求に応じなければ横領だとも言われています。
— 橋下徹 (@t_ishin) October 19, 2015
東京の国会議員ってこれ、江田憲司ですよね。借金の時の名義は当時の代表である江田憲司なんですから、直接じゃないにしろ命令してますよね。「俺の5億円返して」
ここで、江田憲司氏の腹心、柿沢未途議員のtweetをみてみましょう。
何か新党の党首として一世を風靡した政治家っていうのは、皆さん、党首を退任しても党の政治路線やカネの分配といった話をその人の一存で決められる、いわば私党と勘違いし続けるものなんだなあ。政党交付金を受ける公器だから、それはあり得ないよね。安倍総理だけでなく、渡辺喜美代表も思い出す。
— 柿沢未途(衆議院議員) (@310kakizawa) October 19, 2015
いろいろ突っ込みたい。暗に江田憲司氏へのフォローをしているつもりかもしれません。その公器でゴタゴタしている間にも使われる我々の税金。内輪もめtweetを外に出さないでくれ。なんで公然と呟いてんだろうか、神経を疑う。
国民との約束
ここで2015年9月1日の江田憲司氏のブログをみてみましょう。
2015年9月 1日 tag:
維新の党の分裂騒ぎ、国民の皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。特に、これまで党を支持していただいてきた方々に心からお詫びを申し上げます。
この背景には大変複雑なものがあり、なかなかこうした文章で伝わりにくいことから、誤解を生む表現は厳に慎みたいと思いますが、大切なことは、重要なことは、選挙でこれまで維新の党が訴えてきた政策、政治路線を、それは当然のことながら国民、有権者との約束ですから、今後ともそれをしっかり守り、実行していくということです。
今後、維新の党がどう推移していくのか、今、はっきり申し上げることはできませんが、この安倍自民党「一強他弱」の状況が良いと思っている国民の皆さんは多くはないのではないでしょうか。
時あたかも国政の根幹中の根幹、安全保障法制の審議が佳境を迎えています。この多くの国民が反対する違憲法制を推し進めようとする安倍官邸・自民党、あるいは、核のゴミの処分場も決まっていない「トイレのないマンション」=原発をどんどん無責任にも稼働させようとしている安倍官邸・自民党。そうした勢力と今後手を組んでいくことは絶対にない、そのことだけははっきりここで申し上げたいと思います。
今後とも、維新の党は、そして、私は、この「国民との約束」をしっかり守り、その実現に向けて邁進してまいります。
皆さんのご理解ご支援のほどを、心からお願い申し上げます。
はい、国民との約束を守りましょう。
国民との約束は「橋本徹と別れたら、議員辞職。」です。
国民からするといつ約束を守ってくれるのかと、早く辞めてほしい一心です。
最後に
私もこの江田憲司氏のブログにある通り、自民党の一強多弱を良いと思ってません。改善すべき政治状況です。
政界再編のためにも野党の古参議員は引退してほしい。
野党再編の波を止めているのは古参の野党議員です。その中でも江田憲司は筆頭です。彼が残っても政策的に目新しいものはもう出てこないですし、政党を今後まとめていく力はありません。
それよりも、早く後進に道を譲り、引退されることを望みます。
江田憲司議員。お疲れさまでした。